60代女ひとり旅

屋久島初心者必見!2泊3日で楽しむ東京発の登山旅

60代女ひとり旅
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「屋久島の縄文杉を見たい!」
思い立ったが吉日、早速ネットで調べました。
いつもJALを利用しているので、格安で行かれるかHPを確認👀
タイムセール締め切りまじかの、JALダイナミックパッケージで申し込みしました。

屋久島とは

面積:504.29km² 人口:11,484人 ※2022年8月1日現在
世界自然遺産の一つ。
屋久島三岳とされる「宮之浦岳」「永田岳」「栗生岳」のうち「宮之浦岳 1,936m」は、日本百名山の一つです。
海からの湿った風がこれらの山にぶつかり、「屋久島は月のうち、三十五日は雨」と表現されるほど、雨量の多い地域です。
宮之浦岳流水は、名水百選に選ばれています。

選んだのは2泊3日のコース

屋久島を楽しむには、初日と最終日は、飛行機移動があるので、最低でも2泊3日は必要で、3泊4日が良い。
3泊4日にしたいけれど、もし台風が来て帰れなくなったら、5日も仕事を休まないといけない…🌀
2泊3日なら、仕事の調整もなんとかなるし、お休みできそう🙄
決めた!!2泊3日でいこう😊
貸し切りガイドさんをお願いしたかったのですが、どこも予約がいっぱいで、一人で屋久杉に挑戦するしかありません。

ネットで貸し切りガイドさん付きツアー等、調べていくうちに「足慣らしで武甲山に登りませんか?」のページを見つけました。

mokomoko
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足慣らし⁈ 
屋久島でガイド経験あり!
一人参加専門!

早速申し込み、武甲山で歩き方やポイント等いろいろ指導していただきました。
屋久島の魅力もたっぷりと聞けました🥰
これで一人で屋久杉挑戦できる~👍

1日目 レンタカーでのんびり

東京羽田空港発 6:25 鹿児島着 08:15 JAL641 に搭乗。
時間までラウンジでくつろぎました。

雑誌にタイムリーな内容が~  飛び魚のから揚げが食べられる「潮騒というお食事処です。
本日はレンタカーを借りているので行ってみよう😊
鹿児島乗り継ぎ 08:45発 屋久島着 9:25  JAL3741 ※日本エアコミューター(JAC)  プロペラ機です✈

飛行機には徒歩で搭乗、乗り降りは、前からではなく後ろから。 
小型飛行機なので、荷物は預けて正解でした👌
羽田で預けて、受け取りは屋久島です。
40分弱の飛行時間なのでドリンクサービスはありませんが、キャンディーを頂きました。
下の写真は、上空からの桜島です。↓

屋久島空港には、レンタカー会社の方が、私の名前を書いた看板を持って待っておられました。
「旅行に来た~~!」 となぜかウキウキ。
レンタカーは楽天トラベルで予約しました。

明日は10時間の登山なので、本日はのんびり夕方には宿に戻る予定です。
事前調べで、コンビニがない😅とわかっていたので、車を返す前に、飲み物や食料を調達して宿に持ち込もう。
まずは空港前にある観光案内所へ行き、登山口の混雑状況が分からないので念のため、明日の登山バスのチケット(往復1,400円)を購入。
山岳部環境保全協力金 1,000円も支払い(日帰り入山の場合)ました。

下見を兼ねて、登山バスの乗り口に行ってみよう。
明日は、朝も早くバスの本数が少なく、何てったって自分一人~ 確認! 確認!

次は滝に行ってみよう!
大川の滝に行ってみたいけれど、明日のことを考えると少し遠いので、千尋の滝(せんぴろのたき)に決めた。

千尋の滝(せんぴろのたき)
屋久島中央部に水源を持つ鯛ノ川にある落差60メートルの滝。
巨大な花崗岩(かこうがん)の岩盤に面しており、岩盤の大きさが千尋、すなわち千人の人間が手を結んだくらい大きいという例えから名付けられた。

ナビを設定して、山道を車で進みました。
駐車場には、車が数台ありましたが、滝を見るのは私一人でした。
モッチョム岳登山口があったので、滝ではなく山に行かれたのかな⁈

本日のお宿は【田代別館】 宮之浦港の近くで、雑誌で案内のあった【潮騒】も近くです。
お腹もすいてきたので、目指すは 飛び魚から揚げ

屋久島は、ほぼ1本道。信号もほとんどありません。スピード出しすぎ注意です。
ヤマト運輸の車を見かけると、ちょっと安心するのは私だけかしら?? 
フリマでいつもお世話になっているヤマトさん、道も譲って頂いて感謝です。

お食事処 潮騒
所在地: 〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦305−3
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
定休日:木曜日

有名な「首折れサバ」も食べたかったのですが、台風の影響で船が出でおらす、残念ながら販売中止でした。
皆様おすすめの、「飛び魚から揚げ定食」を注文しました。
カラっと揚がっているので、頭からしっぽまですべて食べられます。しっかり完食🙏
屋久島は「三岳」や「愛子」などの焼酎がおすすめですが、本日は車なのでお預けです。

宮之浦港
東部の安房(あんぼう)港は高速船のみの発着ですが、北部の宮之浦港は、鹿児島、指宿、種子島を結ぶ高速船のほか、鹿児島、口永良部島、種子島を結ぶフェリーが発着します。
宮之浦港の周辺は、屋久島でも人口が集中している一番にぎやかな場所です。

益救(やく)神社
古い時代から宮社として優遇され、屋久島・種子島の両島民の鎮守の宮として崇敬を極めた格式高い神社。
屋久島のパワースポット。

宮之浦港近くには、お土産屋さんもあります。
スーパーやドラッグストアもいろいろあって、コンビニがなくてもOK!
でも、バスの本数が少ないので、車がないとしんどいなぁ~😅
ワイワイランドとAコープによって、田代別館にチェックイン
その後、荷物を軽くしてレンタカーを返却に空港までドライブ🚙

レンタカーについていた案内ファイルも参考にさせて頂きました。
屋久島のバスの時刻表です。 事前に時刻を調べていましたが、再確認。 
やはり本数が少ない。。。。
屋久島空港16:44発 宮之浦港行に乗車。 今度はバスで田代別館に戻りました。

田代別館の場所は、宮之浦港の近くで、屋久杉自然館より最終日に行く白谷雲水峡の方が近いです。
朝が早く朝食の時間が合わないと思い、予約したのは素泊まりプラン。
明日は、10時間も歩くのでクタクタで戻ることを予想し、夕食だけ追加でお願いしました。
お布団を敷きに来てくれたおばちゃまとも おしゃべり。
台風と台風の間に、私が来たようで「ラッキーですよ」と言われました🥰
大浴場も付いているので、少し古い旅館ですが満足!満足!

明日は朝4時のバスに乗ります。
お酒は飲まないで寝よう。 と思いましたが… ビールを1本だけ頂いて21時に就寝💤

2日目 縄文杉をめざす

屋久島のバスは、まつばんだ交通バス屋久島交通バスのみ。
4時50分発の屋久島交通バスがありましたが、少しでも早く登山口まで行きたかったので、4時5分発 田代別館前の「小原町(おはらまち)」発 まつばんだ交通のバスに乗りました。
約40分かけて屋久杉自然館まで行きます。
タクシー予約も考えましたが、旅館から屋久杉自然館まで約6,500円、荒川登山口まで約9,000円くらいかかりそう💰
ツアーガイドさんが付いていると宿までお迎えに来ていただけますが、予約できなかったので自力で行く~~🚶‍♀️。
3月~11月の期間は、一般車両は荒川登山口まで行くことができないので、屋久杉自然館から荒川登山バスを利用します。

屋久杉自然館には5時前には着きましたが、すでにたくさんの人が登山バスを待っていました。
バスに乗るための整理券を係りの方に頂き、列に並び、待つ間に腹ごしらえ。
宿で注文したお弁当です。朝4時出発なのに用意して頂けました。

30分ほど待ってバスに乗車。 約35分で荒川登山口に到着。
バスの中では、山道なので揺られ揺られて、皆さん寝てました💤
【6時】縄文杉を目指して出発です。

「屋久島登山コースマップ」をダウンロードし、事前に予定時間を書き込みました。
荒川登山口から縄文杉までは往復で22キロ、所要時間は約10時間かかります。
帰りの登山バス予定時間は、16時。 縄文杉に11時30分につけば間に合います。

屋久島登山コースマップ

【6時40分】小杉谷集落跡

小杉谷集落跡
かつて屋久杉など木材の伐採・搬出で、にぎわっていました。
1923年、木材運搬の鉄道が敷かれ 540人が暮らし、小・中学校も設置されていました。
1970(昭和45)年に小・中学校が閉鎖されて住民は山を下り、廃村となりました。

mokomoko
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1970年と言えば大阪で万博(日本万国博覧会)が開かれた年。
自分も歴史の中にいる。
時の流れを感じます。

楠川分かれ(くすがわわかれ)を過ぎ少し行くと三代杉が現れます。
楠川分かれから、太鼓岩(たいこいわ)を通り、明日行く予定の白谷雲水峡に行くことができます。

ひたすら約8キロあるトロッコ道を歩きます。
天候は晴れですが、雨の影響で木道が濡れていて、少し滑りやすい。 大雨だったらもっと大変でした。

【8:50】大株歩道入口です。ここから本格的な登山コースとなります。
ここは水洗トイレもあるので必ず寄りましょう。

ウィルソン株
植物学者アーネスト・ヘンリー・ウィルソン (Ernest Henry Wilson) 博士により発見され名前が付きました。
内部には入ることができ、空を見上げると「ハート」型に見えるポイントがあります。
ポイントが違うとハートにならないので、探してみましょう💗

大王杉 夫婦杉を過ぎ、もうすぐ縄文杉に出会えます。

縄文杉
1966年、屋久町役場の観光課長だった岩川貞次により発見され広く紹介されました。
「縄文杉」という名前の由来は、当時推定された樹齢が4,000年以上で縄文時代から生きていることから来たという説と、奔放にうねる幹の造形が縄文土器に似ているからという説があります。
登山者の踏圧により根が傷むことがないよう1996年に展望デッキがつくられました。
標高1,300m

【11:00】縄文杉に出会いました!!!
写真で見るより本物を見ることをお勧めします。
圧巻です😮 生命力を感じ、しばらく見上げていました。
長い歴史、自然を生きた、神々したパワーを感じました。

ここでは食事ができないので、戻りウィルソン株の所でお昼にしました。

mokomoko
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戻る途中、野生猿の集団に出会いました。
ボス猿に出会い、ちょっと怖かった😅

トレッキングポール2本を使い、長~い木道、トロッコ道をひたすら戻ります。
トレッキングポールのおかげか、16時に戻る予定が15時に荒川登山口に到着。
1時間早いバスの乗ることができました。

荒川登山口15時発  屋久杉自然館 15時35分着
屋久杉自然館から宿に戻るバスは16時45分  1時間以上ある~~💦
皆さんはガイドさんの車か、レンタカーが多く、16時45分のバスの乗車したのは、私を入れて3名でした。
これではバスの本数が少なくなるのはしかたがないかな🤔
途中の停留所は降車のみだったので、ほぼ私一人の貸し切りバスになりました。贅沢!

追加でお願いしたお食事をお風呂上りに、ビールとともに頂きました、これまた贅沢!満足!

朝6時からの歩き始め、15時まで9時間。 たくさん歩きました。
心地よい疲れで寝ることができました。

3日目 苔むす森 最終日

本日は白谷雲水峡もののけ姫の舞台を目指します。
小原町バス停 8:05発 白谷雲水峡 8:30着  山道をバスは登っていきます。

コースがいろいろありますが、本日帰るので時間を考え、もののけ姫の舞台「苔むす森」をメインに決めました。
登り始めは舗装された階段が続きます。
観光バスで来られた方たちは、軽装。「弥生杉コース」約2㌔ 約1時間を行かれるようです。
奉行杉コース」は、約4キロ 約3時間。
私が目指すは「太鼓岩往復コース」で、約5.6㌔ 約4時間です。
帰りのバスが、13時か13時45分だったので、無理をせず太鼓岩は諦め、苔むす森まで行き戻ることにしました。

白谷雲水峡
標高600m~1,050m、面積424ha
自然休養林・森林レクリエーション施設です。
苔にとって最高の環境である屋久島には、日本に存在する1600種類の苔のうち、約600種類もの苔が生息しています。
宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」のなかにでてくる深い原始の森のモデルになったといわれています。

舗装された階段を上り、二代杉を過ぎ、さつき橋を渡ると登山道に入ります。

苔を踏まないように、マイナスイオンに満ちた森を進みます。

mokomoko
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くぐり杉
根元が二股に大きく開いているので、くぐり抜けました。

シカの宿 「穴の中をシカが雨宿りする姿をイメージしました」と小学生が名付け親です。
七本杉 上部で枝が7本出て樹冠になっている杉。台風の多い地域で見られます。

苔むす森に到着。
ガイドさんが、写真の撮り方や、エピソード等お話していました。
盗み聞き。。。ちゃっかり写真も撮らせていただきました。こだまはガイドさんの演出です(*^^*)

苔が生えるのは、空気中の水分や汚れ、淀んだ空気、そして日陰のある環境。屋久島の風土だからこそ、見れる光景です。

水が流れ幻想的な雰囲気です。
この辺りは雨量が多いと渡れないので注意が必要です。

苔むす森でのんびり休み、写真を撮りながらゆっくり来た道を戻りました。
白谷雲水峡発13時のバスで、荷物を取りに宿へ。
飛行機は最終便なので、その前に、空港近くの【まんてんの湯】で温泉に入ろう!!!
本数少ないバスで、空港へ~~

まんてんの湯はこちら

汗をたくさんかいた疲れた身体に、温泉は最高ですね💗

それからお土産を買いにネットで調べた「ぷかり堂」へ行きました。

ぷかり堂はこちら

屋久島の美味しいものを集めたぷかり堂
屋久島空港ターミナル出口から徒歩約7分。

オリックスレンタカー屋久島空港店さんのお向かい、ニッポンレンタカー屋久島空港営業所さんの隣。
営業時間:8:30〜18:00 

空港近くは食事する所がないので、空港内で食事をすることにしました。
帰りの飛行機は 屋久島空港発 19時 鹿児島着 19時35   
鹿児島発20時35分 羽田22時20着
歩いて搭乗です。  お月様がきれいでした🎵

感想

とても充実した3日間でした。
お天気にも恵まれ最高!!!
行かれなかったところがまだあるので、また来たい💗

今回初日のみレンタカーを借りましたが、バスの本数も少ないので時間効率を考えたら縄文杉に行くにしてもレンタカーがおすすめです。

最後まで読んで頂いて感謝🙇‍♀️

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